自営業の心得

私のような自営業者にとって最も大事なこと、それは健康を維持することです。そもそも健康でなければ仕事はおろか日常生活が機能不全になってしまいます。自分だけならまだしも身内にも心労をかけますので、他人のためにも健康は最低限の義務のようなものだと考えています。そのために適度な食事と運動を心がけることは「仕事」と同じ認識で向き合っています。

スポーツジムに毎日出没する私を見て「いつも暇そうですねぇ」「仕事してるんですか？」などと会員仲間から言われます。私の考え方に基づいて、いろいろな予定を削ってここにいるんだと熱弁したところで多くの人は理解してくれないでしょう。アルカイックスマイルでその場をやり過ごす毎日です。友人の飲み会の打診に「ジムに行くから」という理由で断ろうものなら「え、なんで？行かなきゃいいじゃん」と散々です。私から言わせればその程度の考えだからジムの幽霊部員になるのだろうと思うのですが、そんなことは口が裂けても言えません。非自営業者にとってお金にならない行動を優先する思考は理解できないのでしょう。

結局のところ健康はお金で買えない以上に、健康を損なえば逆に多大なお金と時間が必要になります。長い目で見れば健康であることが一番コストパフォーマンスに優れているのではないでしょうか。

TRFのSAMさん提唱「100年動ける体作り」―60代で”踊り続けられる体”をキープする秘訣は？
TRFのダンサーとして一世を風靡し、61歳となった今もなお、”踊り続けられる体”をキープしているSAMさん。ここ数年は、ダンサーや演出家としての活動のほかに、高齢者向けのダンスワークショップを開くなど、社会に向けた発信もますます盛んに。そのきっかけとなった出来事や、現在力を入れているという「ダレデモダンス」の開発秘話、自身の健康維持法などについて、幅広くうかがいました。