40過ぎたら顔に出る
「男は度胸、女は愛嬌」という言葉があります。私はこれを男女の生まれながらの特長だと思っていたのですが、本来の意味は逆でそれぞれの性別に足りないものを示しているそうです。男には愛嬌があるが度胸が足りない、女は度胸があるが愛嬌が足りない。ある程度長く生きていると思わずうなずいてしまう格言です。たしかにここぞという時の女性の胆力は凄いものがあります。そしてニコニコしてるおじさんはよく見かけますが、女性で愛想良く笑顔を振りまいている人ってあまりいないように感じます。社会に出て仕事をすると無理矢理に笑顔を作らない場面はいくらでもあります。男性はいつのまにか作り笑顔がデフォルト状態になってしまうのではないでしょうか。男性に比べて女性はオンとオフのスイッチが明確にあるような気がします。
男女とも若い子の表情が固いのは仕方ないかもしれませんが、これが高齢になって変わらないとなると話は違ってきます。若いうちは表情が固くてもそういうものだと周囲が気にかけてくれますが、年齢を重ねてそのままだといつもムスッとしてる人、という烙印を押されます。愛想のないオジさんオバさんに声を掛けようとは誰も思わない。その上、表情を作らず歳を重ねると必ず口角が下がります。そして私の経験上、口角の下がっている中年は皆ことごとく嫌な奴でした。中年を過ぎると見た目の第一印象がほぼ実際の人格と等しいことは稀ではありません。
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」というが、顔は作れるものなのか
2020.2.22 5:20
麻生太郎氏をはじめ、特に政治家は特徴的な顔・表情を持つ人が多い Photo:Chris Jackson / gettyimages
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言われた時代があったとか、なかったとか。どちらにしても、その人の習慣や癖、性格は顔に影響を及ぼすものだ。自分の顔を好きな人もそうでもない人も、自分の顔グセに気づいたことはないだろうか。
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