成人式改め、成人を祝う会
成人の年齢が18歳に下がるという話を聞いてだいぶ経ちます。美容業にとって成人式は商売のビッグイベントで、特に呉服屋さんはこの日だけで1年分の収益を稼ぐと言われています。弊店は振袖の貸し出しはしておりませんが、ヘアセットやメイクだけでも多方面で依頼があります。1年に1度だけ売れっ子気分を味わえるのが成人式なのです。
ですが先の法改正で成人式のイベントはどうなるのやら・・きっと全国の成人式利権を持つ業者がヤキモキしたことでしょう。呉服業者さんに聞いたところ、成人年齢は18歳に引き下げられるけれど、自治体が開催する成人式は今まで通り20歳で行うという流れになったそうです。それに伴い、名称が「成人式」から「成人を祝う会」へ。20歳は既に新成人ではないからなのでしょう。ともあれ、これにて一件落着。成人式がもたらす経済効果の大きさを改めて認識した出来事でした。
成人年齢は18歳なのに 成人式では20歳が多い理由とは
初めての18歳成人式に出席した新成人たち=三重県伊賀市文化会館で2023年5月4日午後1時4分、大西康裕撮影
8日は成人年齢が18歳に引き下げられてから2回目の成人の日。ところが多くの自治体は成人式の対象年齢を20歳のままにしており、対象年齢を引き下げた自治体にも対象を20歳に戻す動きが出ている。その理由とは?
2023年に成人式の対象を18歳に引き下げた大分県国東市は、24年から対象を20歳に戻し、1月7日に同窓会形式の「20歳のつどい」を開催した。
22年4月施行された改正民法で成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、国東市は「成人としての自覚と責任を促したい」と昨年5月に18歳を対象とした成人式を開催。19歳と20歳を対象にした式典もそれぞれ開いた。
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