ホワイトニング体験記

以前、歯のホワイトニングを歯医者でやったことがあります。
通院コースか自宅コースか選べるということで自宅コースを選びました。病院でマウスピースを作ってもらい、自宅でホワイトニング剤を塗って口に装着して就寝する作業を数か月やりました。
初回の治療費で5万円近くかかり、ホワイトニング剤が切れる度に通院して購入するというルーティンでした。チューブ一本6000円を毎回3本購入するのですが、ある時アマゾンで全く同じホワイトニング剤が半額で売っているのを見つけてしまったのです。当然、病院へは行かなくなりました。
通院しなくなると今度は病院から通院の催促電話がたびたび掛かってくるようになって、困りましたね。まさかアマゾンで買ってるなんて小心者の私には口が裂けても言えない。でも喉元まで毎回出かかるんですよ、患者からボッタくるのはいい加減やめなさい、と。
ホワイトニング剤の威力は絶大で、2か月くらいで歯が驚くほど白くなりました。効果が出ると毎晩マウスピースを付けるのが億劫になり、次第にフェイドアウトしてしまいます。そうなるとやはりだんだん歯がくすんでくるのですが、面倒でマウスピース生活に戻る気にもなりませんでした。
そんなとき何気なくショッピングサイトをザッピングしていると、少し高価な海外のホワイトニングペーストを見つけたので試しに購入してみたのです。それで毎日歯磨きしていたら、なんと歯医者でやったホワイトニングと同じくらい歯が白くなったのです。海外製の効果に驚きながらも、一方では今まで費やしてきたお金と時間はなんだったんだとガックリ。
それ以来、病院を無条件に信用するのはやめようと決めました。自分の置かれている状態やその解決策をよく調べてからでないといくらでもお金がかかってしまうという教訓にしています。あまり好きな言葉ではありませんが「情弱」が損をするのは事実ですね。
歯のホワイトニング マスクを外せるようになり口元を気にする人増えた?…施術しても、白くなりにくい人も
最近、スポーツジムや美容サロンで、「歯のホワイトニング」がメニューに入るようになりました。マスクを外す機会が増え、口元が気になる人が増えたのかもしれません。適切にホワイトニングを受けるにはどうすればよいのか、歯科医師で明海大教授の金子潤さんに聞きました。(聞き手・道丸摩耶)
目次ホワイトニングは「オフィス」と「ホーム」
――そもそもホワイトニングとはどういうものですか。
広義では、歯に沈着した汚れや着色を除去する、いわゆるクリーニングなども含めた「歯を白くする処置」の総称です。狭義では、過酸化尿素や過酸化水素といった過酸化物の薬剤を使って歯を白く漂白(ブリーチ)することを指します。その歴史は古く、ペリー提督が日本の浦賀に来航した1850年代中頃、米国ではすでに歯科医院で歯のホワイトニング治療が行われていました。日本では、既婚女性がお歯黒を施していた時代です。


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