コンプレックスは作られる

歯科医がなおすガミースマイル ¥880

人の笑顔はどんな形であれ好感を持って人に受け入れられます。汚い笑顔なんて表現がありますが、どんなに汚くても醜くても笑顔の価値はなんら損なわれることはない、とは言うものの自分の顔は自分が一番気になるものです。ガミースマイルなんて気にしたこともありませんが、それは他人事だからなのでしょう。かくいう私も自分のすきっ歯と黄色い歯が長年のコンプレックスでした。ホワイトニングをしたことで黄色い歯は克服できましたが歯列矯正だけはついに手を付けず、私もいい年齢になって今後やることはないと思われます。コンプレックスはある意味、若気の至りなのでしょう。

子供の頃、父親が最近の時代劇はお歯黒をしなくなったから見なくなったと呟いていたことをよく覚えています。お歯黒という聞き慣れない単語が鮮明に残って頭から離れません。お歯黒は奈良時代に貴族階級で流行したものが時代を下るにつれて民衆に広まった風習だそうで、明治の近代化以降、政府によって禁止になったそうですがその文化は根強く大正の時代までなくならなかったそうです。平安時代の美女の概念が現代とはかけ離れているように、やはり昔は歯が黒いことが美しいとされていたのか。いえ、そんな時代的根拠はどうやらないそうなのです。ではなぜ歯を黒くしてわざわざメイクダウンさせているのか?と疑問に思います。

歯を磨くという風習がなかった江戸時代以前、大人の歯は黄色くくすみ虫歯だらけが普通だったそうです。笑うとボロボロの歯が浮き出てしまう。ならばいっそのこと黒くして隠してしまえというのがそもそもの発想だったようです。渋柿から取れるタンニンという成分で歯を黒く染めるのですが毎日塗っていると刺青のように色が定着していきます。このタンニンがなんと虫歯予防にもなったということです。現代医学で解明されましたが昔の人は経験則でお歯黒が虫歯予防になることを知っていたようです。口元は七難隠す。

でもなぁ、にっこり笑われて歯が真っ黒だったら私は嫌だな。

笑うと「歯茎」が目立つ…「ガミースマイル」はなぜ起こる? 歯科医師に聞いて分かった“4つの原因”

「ガミースマイル」になってしまうのはどうして?

「ガミースマイル」になってしまうのはどうして?© オトナンサー 提供

 笑ったときに歯茎が大きく見え過ぎてしまう状態を指す「ガミースマイル」という言葉があります。「チャームポイント」「かわいい」という声もありますが、「恥ずかしい」「気になって思い切り笑えない…」と気にする人は少なくありません。歯並びに問題がある人だけでなく、歯並びがきれいな人にもみられることがあるようですが、なぜ「ガミースマイル」になってしまうのでしょうか。千葉センシティ矯正歯科(千葉市中央区)院長で歯科医師の石川宗理さんが解説します。

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