化粧品も2極化

コフレドール スマイルアップチークス 02 コーラルオレンジ ¥2,530 税込

花王がコフレドールとAUBEの販売から撤退しました。記事によれば化粧品の中価格帯が苦戦ということですが、たしかに安くもなく高くもなくこれといって特長が際立つブランドではありません。化粧品の購買層は確実に2極分化しています。デパートの化粧品売り場と100均の化粧品コーナーは常に人でごった返していますが、ドラッグストアの化粧品コーナーに人だかりはできません。100均で揃えて技術で勝負の若者と、とにかく金に糸目はつけず良いものを追求する富裕層のどちらか。中価格帯が一番割を食ってしまうのは世相を反映していると取れます。

花王は資生堂やコーセーと並んで化粧品業界ではトップ企業ですが、デパートの化粧品売り場を散策すると中国、韓国ブランドの台頭甚だしく、行列の中心はいつも中・韓ブランド。資生堂やポーラの勢いが弱いのを横目に歯痒い思いではあります。スマホのように日本ブランドが潰えないよう日本企業には是非頑張ってもらいたいと願っています。

花王、化粧品「コフレドール」販売終了 構造改革で

2024年4月1日 11:00

花王はコスメブランド「コフレドール」を終売する

花王は傘下のカネボウ化粧品(東京・中央)が手掛けている中価格帯コスメブランド「コフレドール」の販売を12月メドで終える。1日にブランドの公式サイトなどで告知した。6月から順次生産を終了する。花王は業績回復に向け、成長投資をするブランドを約20に絞り込み、コフレドールなどその他は統廃合を検討していた。

コフレドールは2007年に販売を始め、主にドラッグストアなどで展開している。俳優の北川景子さんや菜々緒さんを広告塔として起用していた。

花王は2023年12月期まで5期連続で最終減益となった。23年12月期には中国のおむつ工場の閉鎖を実施するなど計547億円の構造改革費用も計上した。24年12月期には6期ぶりの最終増益を目指し、1月には同じく中価格帯の「AUBE(オーブ)」の販売終了についても発表している。今後は残る「KATE(ケイト)」や「モルトンブラウン」などのブランドに投資を集中する。

-赤坂- 化粧道美容研究所
東京都港区元赤坂1-1-7
オリエント赤坂モートサイト506
年中無休/24時間営業・出張可

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よろしければシェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次